関連記事
【アナリストの眼】株価底値圏のアルコニックス、レアアース高騰の反動も業績高水準
【今、この銘柄】
レアメタル・レアアースに強みを持つ、非鉄金属専門商社のアルコニックス <3036> は3日、今期(13年3月期)第1四半期(4~6月期)の連結決算を発表した。
売上高は前年同期比13.0%減、営業利益は同56.0%減、経常利益は同48.4%減、純利益が同46.0%減と大幅減収減益だった。自動車エンジン部品用アルミ再生魂などは堅調だったが、景気減速の影響などで、利益率の高いレアメタル・レアアースの需要が減少して市況も低迷した。
通期の見通しについては期初時点の会社予想を据え置いた。売上高は前期比7.1%減、営業利益は同16.8%減、経常利益は同17.8%減、純利益は同10.2%減としている。レアメタル・レアアースの価格が高騰した前期の反動などで、減収減益見込みとしている。年間配当についても60円(第2四半期末30円、期末30円)を据え置いた。
通期会社予想に対する第1四半期実績の進捗率は、売上高が23.3%、営業利益が26.0%、経常利益が34.5%、純利益が33.5%となる。現時点では概ね順調な水準と言えるだろう。
株価の動きを見ると、6月4日には年初来安値となる1364円を付けた。その後6月29日には「小笠原諸島・南鳥島近くの海底でレアアースを含む泥の鉱床を発見」との一部報道を受けて動意付き、1704円まで戻す場面があったが、反落して安値圏に回帰している。週足チャートで見ると、26週移動平均線に戻りを跳ね返される形となった。 7日の終値1416円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS346円29銭で算出)は4倍近辺、今期予想配当利回りは4%台、実績PBR(前期実績の連結BPS2143円39銭で算出)は0.6倍台となる。
当面は下値固めが必要だが、指標面には割安感が台頭しているだけに、ほぼ底値圏だろう。当面のターゲット水準は26週移動平均線近辺の1600円台だが、中国がレアアースの生産能力削減などで価格引き上げを狙う動きを見せていることなどから、動意付く可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【話題株】デジタルアドベンチャーは「韓流」好調で完全黒字化(2012/08/07)
・【アナリストの眼】なお割安感強いクリナップ、住宅エコポイント終了でも業績堅調(2012/08/07)
・IRソリューション アールテック・ウエノ<4573>(JQS):株式投資情報ブログ(日本インタビュ新聞社)(2012/07/25)
・IRソリューション トレジャー・ファクトリー<3093>(東マ):株式投資情報ブログ(日本インタビュ新聞社)(2012/07/25)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
