SANKYOは急反落も「伸びる前に縮む?」、1Q業績が大幅続落も通期純益はV字回復予想を継続=浅妻昭治

2012年8月3日 10:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

SANKYO<6417>(東1)は3日、165円安の3745円まで下げて急反落している。前日2日大引け後に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算が、大幅続落して着地したことが響き利益確定売りが先行している。

SANKYO<6417>(東1)は3日、165円安の3745円まで下げて急反落している。前日2日大引け後に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算が、大幅続落して着地したことが響き利益確定売りが先行している。[写真拡大]

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【浅妻昭治のマーケット・トーク】

  SANKYO <6417> は3日、165円安の3745円まで下げて急反落している。前日2日大引け後に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算が、大幅続落して着地したことが響き利益確定売りが先行している。

  しかし、この1Q大幅続落業績は、同社のコメントによれば、今期後半に市場投入する新ブランドの対応準備が要因になったとしており、いわば「伸びる前に縮む」、「ジャンプする前の膝の屈折運動」となるわけで、その証拠に同社の今3月期通期純利益は、期初予想を据え置きV字回復を見込んでいる。

  1Q業績は、前年同期比27%減収、75%経常減益、70%純益減益と落ち込んだ。パチンコ遊技機等製造会社で構成される日本遊戯機工業組合の内規変更が今年4月に実施され、新ゲーム性を搭載した内規対応のパチンコ機が、6月以降、漸次市場に供給されており、同社も6月に他社に先駆けて投入したが、まだ新内規への対応準備で投入タイトル数が限定的にとどまったことが要因となった。このため新タイトルが投入される第2四半期累計・通期業績は期初予想を据え置いた。

  年間のパチンコ販売台数は前期比19.7%増の43万2000台、パチスロ機は同95%増の18万8000台を計画、売り上げは前期比20%増、経常利益は同19%増と増収増益転換、純利益は、前期計上の投資有価証券評価損、固定資産売却損が一巡し350億円(前期比73%増)とV字回復を予想している。

  前期業績は、新投入機種が市場評価が得られなかったとして販売台数、業績とも期中に下方修正したが、今期は計画通りにジャンプできれば、投資価値の向上につながってくることになる。PER10倍台、PBR0.8倍、配当利回り4.0%の割安株価は、逆張り妙味を示唆することになる。(執筆者:浅妻昭治 株式評論家・日本インタビュ新聞 編集長)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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