【注目の決算発表】キヤノンは一転して業績を下方修正、ADRの急続落も重なり連日の安値

2012年7月26日 10:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  キヤノン <7751> は26日、370円安の2308円まで下げて5営業日続落し、連日の年初来安値更新となっている。

  前日25日大引け後に今12月期第2四半期(2Q)累計決算の開示に合わせて、今年4月に上方修正した12月通期業績の一転した下方修正を発表、前日の米国市場で、同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して202円安(円換算値)と急続落して引けたことも響きリスク回避売りが増勢となっている。

  12月通期業績は、4月の上方修正値より売り上げを2100億円、税引前純利益を650億円、純利益を400億円それぞれ引き上げ、純利益は、2500億円(前期比0.6%増)と続伸幅を縮める。

  オフィス複合機が、引き続き堅調に推移し、デジタル一眼レフカメラの需要も世界的に拡大するが、半導体露光装置が、デバイスメーカーの設備投資の不透明感が増し、フラットパネルディスプレイ露光装置も厳しい環境が続き、為替レートも、対ドルでは4月予想時と同レベルの1ドル=80円としたが、対ユーロで1ユーロ=105円から100円に円高方向で見直したことなどが要因となった。

  株価は、今期第1回目の自己株式取得で年初来高値4015円をつけ、その後の円高進行や欧州債務懸念で今期業績の上方修正にも反応薄で3000円台を試す調整となり、2回目の自己株式取得で3330円までリバウンドしたが、自己株式取得終了とともに再調整した。PERは10倍台と超割安となっているが、下値模索が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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