MonotaROは6月月次売上高が続伸も伸び率鈍化で続落

2012年7月11日 11:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  MonotaRO <3064> は11日、31円安の1592円と3日続落している。前日10日大引け後に今年6月度の月次売上高を発表、連続して前年同月を2ケタ上回ったが、伸び率自体が、前月5月度を下回ったことを嫌って利益確定売りが増勢となっている。

  6月度月次売上高は、前年同月比22.9%増の23億8000万円となり、前月5月度の34.3%増より伸び率を縮めた。月次売上高は、今12月期に入って期初の1月度から6カ月連続の連続2ケタ増となったが、6月度の伸び率は、3月の26.7%増を下回り、今期最低となった。

  株価は、今期純利益の連続最高更新予想に期中2回の自己株式取得が加わり年初から下値を切り上げ、この自己株式取得終了で一呼吸置いたが、好調な月次売上高とともに上値を追い、5月度の連続プラスで年初来高値1775円をつけスピード調整した。

  ネット関連の異色株人気が続いてきたが、今後の国内製造業の景況感動向に連動し、伸び率鈍化は一過性のものか確認しつつ下値固めが想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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