関連記事
【注目のリリース】壱番屋は純利益の増益など要因に前期配当を増額
■前5月期は海外で積極出店し新業態にも注力
カレー店チェーンの壱番屋 <7630> は6日の大引け後、2012年5月本決算を発表し、50円の見込みとしていた同5月末の配当額を55円に増額した。前期は50円だった。今期・2013年5月期の見込みは増額後と同じ55円とした。財務基盤の強化が一段と進み、純利益が増益になったことなどが要因。
12年5月期の連結決算は、売上高が前期比2.9%増の397.96億円となり、営業利益は同2.5%減の42.20億円、純利益は同7.5%増の22.34億円となった。1株純資産は1407円73銭。
出店状況は、国内で新規出店45店舗、退店20店舗を行ない、25店舗の純増となり、期末の店舗数は1237店舗。一方、海外では、「CoCo壱番屋」事業につきましては、新たな展開エリアであるシンガポールに進出するとともに、中国などで積極的に出店し、新規出店30店舗、退店2店舗。期末の海外店舗数は78店舗となった。新業態への取り組みでは、「パスタ・デ・ココ」は、東海地区でテレビCMを放映するなど認知度の向上に注力したほか、「麺屋ここいち」では、「カレー肉そば」や「中華そば」といった新たなメニューを販売し、「にっくい亭」と「うなぎ屋壱番」では、ランチメニューを導入するなど新たな顧客層の開拓に取り組んだ。
今期の予想は、売上高が前期比2.3%増の407億円、営業利益は同7.3%減の39.1億円、純利益は同2.4%減の21.8億円。予想1株利益は136円57銭。
株価は6月15日の2261円を下値に持ち直し、7月2日に2380円の戻り高値。6日の終値は2330円(17円安)だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【話題株】インターニックスはTOB価格にサヤ寄せしストップ高買い気配(2012/07/06)
・【相場展望】レジャー関連銘柄に注目=中西文行氏(動画)(2012/07/06)
・犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
・株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク

