【注目のリリース】サーラコーポレーションは業績好調で記念増配・単元変更と材料豊富

2012年7月7日 16:11

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■上期は35%増益となり好調

  LPガスや輸入車のサーラコーポレーション <2734> は6日の大引け後、第2四半期決算(2012年12月~13年5月、上期)を発表し、5月1日の設立10周年を記念して11月期末配当を従来予想の5円から6円にするとした。前年同期は5円だった。中間配も行なっており、13年5月は従来予想のまま5円(前年同期も5円)とした。また、投資家層の拡大などを図る目的で、単元株式数を9月1日付で500株から100株に変更するとした。

  第2四半期の連結決算(2012年12月~13年5月)は好調で、売上高が前年同期比5.0%増の728.26億円となり、営業利益は同34.8%増の20.13億円となった。純利益は同7.2%減の10.62億円。LPガスなどのエネルギーサプライ&ソリューション事業のほか、カーライフサポート事業も好調。12年7月に子会社化した鈴木組も寄与。今年10月の開店を予定し「フォルクスワーゲン富士(仮称)」の新店舗工事を開始した。

■11月通期の業績は上ブレる可能性

  11月通期の業績予想は据え置き、連結売上高は1400億円(前期比6.8%増)、営業利益は18億円(同99.5%増)、営業利益は6.5億円(同20.0%増)。予想1株利益は16円91銭。第2四半期が会社予想を大幅に上ぶれる決算となったため、下期も好調なら、これらの予想を上回る可能性がある。

  株価は5月30日の432円を安値に切り返し、6月22日には530円の戻り高値。6日の終値は前日比変わらずの520円だった。PERは30倍に達する水準だが、通期の業績に上ブレの可能性があり、9月の売買単位変更、11月の配当取りなどに向けて何度も盛り上がる場面がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄診断】日立製作所は再建軌道が加速、今3月期は21年ぶりの最高益も(2012/07/06)
【銘柄診断】千代田化工建設はLNGプラントの展開力大きく、今期は増額必至(2012/07/06)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事