【株式市場】円高で模様ながめの中J.フロントはパンダ出産も好感し堅調

2012年7月6日 15:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は27%が高い

  6日後場の東京株式市場は、一時下押し軟調。円相場が対ユーロで98円台に入る円高基調になり、輸出関連株は引き続き高安混在。前場は堅調だったトヨタ自動車 <7203> が小安くなり、三井不動産 <8801> も軟調相場に転換。

  J.フロント リテイリング <3086> によるTOB(公開買い付け)のパルコ <8251> は堅調。J.フロント リテイリングは上野のパンダ出産も好感材料に堅調。東証1部の値上がり銘柄数は448銘柄(約27%)だった。

  日経平均は続落。後場は13時前から段階的に下値を探る相場になり、14時に8977円35銭(102円45銭安)まで軟化。終値は9020円75銭(59円05銭安)。取引時間中の9000円割れは6月29日以来となった。

  東証1部の出来高概算は、15億3191万株、売買代金は5日続けて1兆円に届かず9317億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は448(前引けは896)銘柄、値下がり銘柄数は1093(前引けは567)銘柄。

  また、東証33業種別指数は4業種(前引けは14業種)が値上がりし、値上がりした業種は、海運、ゴム製品、建設、倉庫・運輸。一方、値下がり率上位の業種は、石油・石炭、その他金融、水産・農林、電気機器、鉄鋼、非鉄金属、証券・商品先物、空運、金属製品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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