タクトホームは期末配当増配を歓迎し下げ過ぎ訂正で急反発

2012年7月6日 15:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  タクトホーム <8915> は6日、3900円高の7万3600円と変わらずを挟んで4日ぶりに急反発し、6月4日につけた年初来安値6万1200円からの底上げを鮮明化している。前日5日大引け後にすでに配当落ちとなっている2012年5月期の期末配当の増配を発表、下げ過ぎ訂正買いが再燃している。

  5月期期末配当は、期初予想の2200円を2500円に増配し、年間配当を前期並みの4000円とする。同社の配当政策は、将来の企業成長、必要な内部留保資金を確保しつつ、経営成績に応じた利益還元を株主に継続的に行なうことを基本としており、直近までの利益状況を考慮して増配した。

  株価は、前期第2四半期業績が予想を上ぶれて着地し、自己株式取得・立会外買付取引も実施したことで年初来高値7万9600円まで買い進まれたが、自己株式取得終了とともに下落、前期第3四半期の低利益進捗率業績も響いて年初来安値まで売られ、半値戻し水準までリバウンドしたところである。PERは4倍台、PBRは0.7倍となお下げ過ぎを示唆しており、一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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