【自己株式取得】日特建設は自己株式取得で極低位値ごろ株買いが拡大し急続伸

2012年7月3日 14:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日特建設 <1929> は3日、8円高の97円と急続伸し、東証第1部の値上がり率ランキングの上位に躍り出ている。前日2日大引け後に自己株式取得を発表、下げ過ぎ訂正の極低位値ごろ株買いが増勢となっている。

  自己株式取得は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行と株主への利益還元を図ることを目的としており、取得株式数の上限を500万株(発行済み株式総数の2.85%)、取得総額を5億円、取得期間を7月3日から8月31日までとして実施する。

  株価は、前3月期第3四半期のV字回復業績をテコに年初来高値133円をつけ、100円台固めを続けたが、今期純利益を法人税率変更で16億5000万円(前期比9%減)と減益転換を予想したことを嫌い同安値68円まで急落し、底値圏推移が続いた。PERは10倍台と下げ過ぎを示唆しており、一段の底上げをサポートしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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