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DCMホールディングスは自己株式立会外買付取引も材料出尽くし感を強めて急反落
DCMホールディングス <3050> は3日、33円安の560円と3営業日ぶりに急反落している。同社株は、6月29日に今2月期第1四半期(1Q)決算とともに発表した今年4月に続く2回目の自己株式取得を好感して、前日2日に株価が続急伸したが、さらに前日大引け後には、その自己株式取得を立会外買付取引で実施すると発表、材料出尽くし感を強めて利益確定売りが先行している。
立会外買付取引は、前日終値593円できょう3日寄り付き前の8時45分に自己株式300万株(発行済み株式総数の2.06%)を取得するもので、取得総額は17億7900万円を予定している。きょう3日10時に取得結果を発表、前日の予定通りに終了した。
一方、1Q業績は、純利益が、前年同期比75%増益とV字回復したものの、売り上げが0.1%減、経常利益が20%減と伸び悩んだ。純利益は、前年同期計上の東日本大震災の災害損失29億9100万円などの特別損失が一巡してV字回復したが、売り上げ、経常利益は、前年同期の大震災の復旧・復興需要や地上デジタル放送移行関連特需も一巡し減収減益転換した。
ただ第2四半期累計・2月通期業績は、夏場の暑さ対策商品の早期売り場展開やプライベートブランド商品の導入推進などから期初予想を据え置き、通期純利益は、105億円(前期比29%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。目先売り一巡後にPER7倍台、PBR0.5倍と割安修正への再発進も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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