【チャート好転の注目銘柄】生化学工業30日上抜き上値期待、高利回りでも見直し余地

2012年7月2日 17:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  生化学工業 <4548> の2日(月)終値は5円安の774円。前週28日に30日線を上回り、「買い転換」、この日も30日線は維持している。これまでも、30日線に対してダマシはないだけに、今回、3月30日以来、久々に30日線を上抜いたことで戻りが見込める展開となりそうだ。

  ただ、今期(2012年3月期)が約7%の薬価引下げや研究用試薬事業廃止に伴う影響等で1.4%減収、営業利益43.7%減益見通しから、一気に年初来高値940円(3月21日)更新というわけにはいかないだろう。主力の関節機能改善剤が引き続き好調で予想1株利益38.7円、配当年25円と優秀。PER20倍とやや平均より高いものの、利回りは3.22%と魅力がある。

  好チャートに加え、全般相場の反発もあり、同社株については堅くみても利回り3.0%の830円台に見直されてよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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