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【注目の決算発表】パイプドビッツの1Q業績はV字回復して着地
パイプドビッツ <3831> (東マ)は前週末6月29日大引け後に今2月期第1四半期(1Q)決算を発表、V字回復して着地した。2日の株価は利益確定売りが優勢となり、政局関連の材料株人気は不発となっている。
1Q業績は、前年同期比36%増収、3.0倍経常増益、3.0倍純益増益と急回復し、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績対比の利益進捗率も、55~53%と目安の50%をクリアした。情報資産プラットフォーム事業の有効アカウント数が、クラウドコンピューティングの新バージョンの提供や、アパレル特化型プラットフォームの拡販などにより、1Q末で3289件となり、メディアストラテジー事業も、アフィリエイト広告を中心に売り上げを拡大したことなどが要因となった。
2Q累計・2月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、1億8900万円(前期比35%増)と5期ぶりに過去最高更新を見込んでいる。
株価、業績評価そのものより人気アイドルグループ「AKB48」の選抜総選挙の投票システムを提供したことを手掛かりに材料株人気を高めて連続ストップ高を演じるなど1740円高値まで大化けして、株式分割(1対2)の権利を落とした。
市場の一部では、この選抜総選挙終了後も消費税増税法案に絡む与党・民主党の分裂、解散・総選挙観測の強まりから、同社の投票システムを再評価する思惑も続いていた。安値水準では強弱感の対立が激化しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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