【注目の決算発表】稲葉製は2Q業績上ぶれ・純益赤字縮小も利益確定売りが交錯

2012年3月19日 12:52

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  稲葉製作所 <3421> は19日、1円高の996円と続伸して寄り付いたが、5円安まで下げて、マイナス圏で推移している。前週末16日大引け後に今7月期第2四半期(2Q)決算を発表、今年3月5日の上方・下方修正が交錯する予想値をやや上ぶれ、純利益の赤字幅を縮めて着地したが、昨年7月11日につけた昨年来高値1001円に接近していることもあり、利益確定売りが交錯している。

  2Q業績は、売り上げ、利益とも3月5日の修正値より500~700万円上ぶれ、売り上げが前年同期より7%増と増収転換し、経常利益が1700万円の黒字(前年同期は1億5700万円の赤字)、純利益が2億200万円の赤字(同2億2600万円の赤字)となった。

  東北地方を中心に鋼製物置セグメントで大震災の復興需要が続き、出荷棟数が増加、オフィス家具では依然として熾烈な価格競争が続き、鋼板価格の上昇も収益を圧迫するなど好悪要因が綱引きとなったが、営業外収益で作業くず売却益が増加したため上ぶれ着地につながった。

  7月通期業績は、3月5日の上方修正値を据え置き、純利益は、3億7000万円(前期比2.0倍)と水準は低いながらV字回復を見込んでいる。

  株価は、前期業績の一転した上方修正に自己株式立会外買付取引(買付価格976円)が加わって昨年来高値をつけ788円まで調整、今期業績の減益転換予想も復興関連株買いで押し返して下値を切り上げ、業績増額で上値を伸ばした。PER評価では割高だが、PBRは0.5倍と割り負けており、薄めながら株不足となっている信用好取組もフォローし下値から復興関連株人気を再燃させよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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