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アールテック・ウエノ:12年3月期第3四半期業績を発表
■Amitizaカプセルの売上高は前年同期比6.1%の増収
創薬ベンチャーのアールテック・ウエノ <4573> (JQS)は10日、12年3月期第3四半期業績を発表した。
売上高26億6百万円(前年同期比6.2%減)、4億30百万円(同16.0%減)、経常利益4億30百万円(同16.4%減)、純利益2億69百万円(同70.9%減)と減収減益となった。
純利益の大幅減益については、前第2四半期累計期間に田辺三菱製薬とのライセンス契約の解消に伴う受取和解金を計上した影響による。
同社は創薬ベンチャー企業としては珍しく、黒字計上を継続している業績の安定した企業。その背景には、製品価値の最大化に向けた販路の再構築や眼科・皮膚科領域における新薬の創出を目指した積極的な事業活動がある。
事業別の売上高に関しては、主力商品であるレスキュラ(R)点眼液は11億53百万円(同16.4%減)、Amitizaカプセルは14億9百万円(同6.1%増)、医薬品開発支援サービスは43百万円(同39.2%減)となっている。
■配当利回り3.25%と高配当で、配当狙いの買いが予想される
財務内容は健全そのもので、自己資本比率は89.9%(前期末は85.2%)と更に、健全化が進んでいる。
今通期業績予想は、売上高42億39百万円(前期比0.8%増)、営業利益11億46百万円(同14.7%増)、経常利益11億58百万円(同15.0%増)、純利益7億52百万円(同39.7%減)。純利益の大幅減益要因は先述の通りで、実状は2ケタの増収増益を見込む。
業績は堅調で、配当利回り3.25%と高配当であることから、3月を控え、配当狙いの買いが膨らむものと予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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