【注目の決算発表】UKCホールディングスは通期業績上方修正で増益転換し6連騰

2012年2月9日 18:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  UKCホールディングス <3156> は9日、一時ストップ高(150円高)の959円まで上げて2日間の変わらずを含めて6営業日続伸した。前日8日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示に合わせて、昨年8月、11月の第2四半期(2Q)累計業績の2回の上方修正に続いて、今度は3月通期業績の上方修正を発表、期初の減益転換予想が増益転換することから、割安修正買いが増勢となった。

  3月通期業績は、期初予想より売り上げを140億円引き下げたが、逆に経常利益を13億円、純利益を3億5000万円それぞれ引き上げ、経常利益は、46億円(前期比19%増)、純利益は、23億5000万円(同1%増)と続伸する。

  売り上げは、サムスン半導体・電子部品の事業譲渡や東日本大震災・タイの洪水の影響で下ぶれるが、利益は、高付加価値の半導体・電子部品が好調に推移し、第4四半期もデジタルスチルカメラ向けの受注が回復し、スマートフォン向けの電子部品販売が続伸することから上方修正した。

  株価は、昨年8月の1回目の2Q累計業績の上方修正では854円高値まで100円高したが、その後の2回目の上方修正では通期業績を据え置いたことがマイナスとなって685円まで調整、足元では800円台まで水準を上げてきた。PER5倍台、PBR0.3倍の超割安修正にトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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