生化学工業:第3四半期は減収ながら大幅増益で着地

2012年2月5日 09:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■国内の医薬品の売上高は0.6%減、海外は9.9%増

  生化学工業 <4548> (東1)は3日、今12年3月期第3四半期連結業績を発表した。

  売上高210億20百万円(前期比0.4%減)、営業利益41億18百万円(同34.3%増)、経常利益41億37百万円(同37.1%増)、純利益27億28百万円(同27.1%増)と減収ながら大幅増益で着地。

  売上については、国内の医薬品の売上高は141億81百万円(同0.6%減)、海外の医薬品の売上高は、27億23百万円(同9.9%増)、機能化学品の売上高は41億15百万円(同5.6%減)となり、全体では微減となった。

  利益については、高萩工場第4製剤棟の減価償却費等の原価減少などにより売上総利益が増加したことに加え、腰椎椎間板ヘルニア治療剤「SI-6603」について、米国治験費が発生した一方で、前年同期の国内治験費一括計上の様な特別要素がなかったこと等により研究開発費が減少したため、大幅増益となった。

  今通期連結業績予想は、売上高270億円(前期比0.4%減)、営業利益47億(同33.0%増)、経常利益48億円(同15.4%増)、純利益32億円(同30.5%増)と微減収ながら大幅増益を見込んでいる。

  3日の株価は、前日比12円安の883円で引けている。予想PER15.6倍、PBR0.88倍、配当利回り2.8%と割負け感が強いことから、株価見直しが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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