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【チャート・ワンコメント】全日空は安値更新、高PERと景気悪化嫌気
記事提供元:日本インタビュ新聞社
■チャート・ワンコメント(日足)
全日本空輸 <9202> は、4円安の215円と小幅ながら3日続落、年初来の安値を更新。日足チャートは、長期間モミ合っていた300円水準を今年2月後半に切って以降、右肩下がりの相場が続いている。
それでも、3月の震災時につけた安値220円は維持していた。しかし、その220円の安値を26日(月)に遂に下回ったことで投げ本格化の動き。
今期(2012年3月期)は、前期比3.1%増収、営業利益3.2%増益と増収増益の見通し。しかし、予想1株利益7.9円、配当も年2.0円にとどまる。「羽田国際線、B787など話題が多い割には1株利益の水準が低い。しかも、内外の厳しい経済情勢を考えれば30倍近いPERは割高感がある」(中堅証券)。
JAL(日本航空)の再建が進んでいることや、新たに整備新幹線3路線の建設再開が決まったことなど、競争が激しくなることを指摘する向きもある。チャートでの次ぎの下値フシは2003年4月の190円まで見当たらない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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