【株式市場】出来高が盛り上がらず精密機器などから堅調だが模様ながめ

2011年12月26日 15:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は46%が高い

  26日後場の東京株式市場は、全般強もみあい。円相場の安定を受け、NY株式の続伸124ドル高は好感したものの、東証1部の出来高が前引けで4億株台にとどまり、後場も低迷のため、模様ながめ気分が拭いきれなかった。

  売買代金1位には東芝 <6502> が入り、ウェスティングハウス社が米原子力規制委員会から新型加圧水型原子炉の設計認証を取得との発表を材料に1.6%高。オリンパス <7733> は材料不足のまま小商いに終始し0.8%高。東証1部の値上がり銘柄数は766銘柄(約46%)だった。

  日経平均は反発。後場は8480円と8500円の間を小動きとなり、大引けは8479円34銭(84円18銭高)。

  東証1部の出来高概算は、9億420万株、売買代金は5008億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は766(前引けは861)銘柄、値下がり銘柄数は712(前引けは589)銘柄。

  また、東証33業種別指数は24業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、非鉄金属、石油・石炭、電気機器、機械、その他金融、ガラス・土石、精密機器、卸売り、ゴム製品、など。

  一方、値下がりした業種は、電力・ガス、証券・商品先物、海運、空運、不動産、保険、銀行、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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