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日本エンタープライズ:各社が所有する交通情報サービスの株式を取得
■取得価額は578百万円
モバイルソリューションの日本エンタープライズ <4829> (東2)は、交通情報サービス(ATIS)の株式を追加取得し子会社化することを決議していたが、21日に株式取得の相手先の概要、取得株式数、取得価額及び取得前後の株式の状況が確定したことを発表した。
株式の取得相手先は、東日本電信電話、丸紅、みずほ銀行、エヌ・ティ・ティ・ドコモ、交通システム電機、日本興亜損害保険をはじめ、そのほか42社から各社が所有するATISの株式の27,540株を取得した。取得価額は578百万円。発行株式に対する所有割合は、以前から所有していた800株をあわせると53.1%となる。
子会社化の背景には、モバイルコンテンツ市場で、スマートフォンの急増に伴い、従来型携帯電話向け市場が縮小する一方で、スマートフォン向けの市場の急拡大が予想される現状がある。ATISにとっては、スマートフォンへの対応が焦眉の急であるため、その技術を有する同社の子会社となることを選択した。
また、同社にとってもスマートフォンの普及に伴い、生活に密着する便利な「情報系」コンテンツの価値及びニーズが高まると予想されることから、ATISを子会社化することで、「情報系」のコンテンツの充実が図られるため、子会社化を決定したものと思われる。
ATISの前11年3月期業績は、売上高683百万円、営業利益168百万円、経常利益174百万円、純利益95百万円。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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