エムスリーは人材部門好調報道を受け分割落ち後安値から反発

2011年12月15日 14:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  エムスリー <2413> は15日、1万6000円高の33万3000円まで上げて3日ぶりに反発し、前日ザラ場につけた株式分割権利落ち後安値31万4500円から底上げしている。きょう15日付けの日本経済新聞で、同社の今3月期の人材紹介部門の部門別営業利益が、前期比2.3倍の5億円程度と従来予想を2億5000万円程度上回ると観測報道されたことを受けて、今期業績の連続過去最高更新を見直し下げ過ぎ訂正買いが再燃している。

  同社の今期業績は、売り上げ172億5000万円(前期比17%増)、経常利益72億5000万円(同18%増)、純利益41億5000万円(同19%増)と予想されている。医療従事者専門サイト「m3.com」の医師会員の増加で、会員医師が製薬会社の情報が受け取れる「MR君」サービスが拡大、製薬会社向けマーケティングサービスが好調に推移、米国版の「MR君」サービスの展開が順調に推移していることが、連続最高純益更新要因となる。

  株価は、9月末に株式分割(1対2)の権利をスンナリ落として35万円台を固め、第2四半期の好決算で39万円台までリバウンドしたが、全般の悪地合いが響き安値を追った。底上げ展開をサポートしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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