【注目の決算発表】巴工業は前期純利益が3期ぶり過去最高更新、今期経常利益は続伸

2011年12月14日 17:52

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  巴工業 <6309> は14日、18円高の1364円と反発した。同社は12日大引け後に10月期決算を発表、前期純利益が、3期ぶりに過去最高を更新して着地し、今期経常利益は続伸を予想した。

  前期純利益は、今年8月に期初予想が上方修正され、この修正値を上ぶれ29億1500万円(前々期比2.1倍)と大幅続伸し、2008年10月期の過去最高(13億6500万円)を更新した。

  第1種市街地再開発事業の再開発組合との間で、同社の旧東京工場と新築ビルの権利を交換、固定資産変換益24億4400万円を特別利益に計上したことが最高純益更新要因となった。

  今期純利益は、この譲渡益一巡で、16億6000万円(前期比43%減)と減益転換するが、売り上げ、経常利益は続伸、経常利益は、26億9000万円(同3%増)と見込んでいる。

  北米の石油油井掘削向け遠心分離機の続伸や、化学工業製品販売事業で工業材料と化成品分野の新旧商材により国内売り上げを拡充、中国コンパウンド事業をテコ入れすることなどが寄与する。

  株価は、年初来高値1849円水準での高値もみ合いから今期純利益の上方修正にもかかわらず、業績実態そのものは期初予想の据え置きとしたことから利益確定売りに押されて1172円まで調整した。今期純利益の減益転換予想でもPERは7倍台と割安で、PBRは0.6倍と割り負けており、下値では強弱感の対立が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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