【チャート・ワンコメント】好決算発表のカナモト買い転換、指標割安の復興関連

■チャート・ワンコメント（日足）

　　カナモト <9678> の７日（水）の終値は１４円高の５１２円と高値引け。今日１５時に２０１１年１０月期決算を発表。

　　２０１０年１０月期比１．３％増収、営業利益９．７％増益、１株利益３５．５円だった。続く、今期（２０１２年１０月期）は、前期比２．１％増収、営業利益３０．１％増益、１株利益４１．１円の見通し。配当は年２０円の予定。

　　被災地以外では厳しい公共事業予算が続いた。一方、被災地では復旧・復興に伴う建設機械需要と、電力問題に伴う発電機需要が拡大した。今後も復興関連の需要が見込まれる。

　　日足チャートは、１１月２８日の直近安値４５６円（年初来安値は３月の４１０円）からの出直り場面。今日の終値で、１０月２８日以来、久々に３０日線を抜いて買い転換した。 　　ＰＥＲは１２倍強、利回り３．９％と割安。今期の3割増益は魅力的で、復興関連の有望株として注目できる。年初来高値６５８円（３月３０日）へ挑戦が見込めそうだ。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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