【株式市場】オリンパスは7日ぶり反落だがユーロ高・円安進み全般一段高

2011年12月7日 15:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は82%が高い

  7日後場の東京株式市場は、全般次第高。ユーロの持ち直しが続き、1ユーロ104円台の円安定着となったため、自動車、電機・精密などの主力株から上値を追った。

  コマツ <6301> が反発幅を広げるなど、中国景気敏感株も堅調。昨日の午後、放射性物質を発表して急落した明治ホールディングス <2269> は急反発となり本日高値圏の5.1%高。

  一方、オリンパス <7733> は第三者委員会の調査報告が発表になり、次は株式上場か廃止かが注目と7日ぶりの反落となり5.2%安。東証1部の値上がり銘柄数は1366銘柄(約82%)だった。

 日経平均は大幅反発。後場は円安傾向を受けて次第高となり、終盤に8729円81銭(154円65銭高)まで上げ、大引けは8722円17銭(147円01銭高)だった。

 東証1部の出来高概算は、18億1122万株、売買代金は1兆503億円。1部上場1668銘柄のうち、値上がり銘柄数は1366(前引けは1066)銘柄、値下がり銘柄数は204(前引けは394)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、鉄鋼、非鉄金属、水産・農林、倉庫・運輸、その他金融、パルプ・紙、電気機器、ガラス・土石、輸送用機器、金属製品、など。  一方、値下がりした業種は、鉱業、空運、精密機器、だった。 (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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