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【チャート・ワンコメント】セシウム問題10月に続いて2度目の明治HD、反発も上値困難
■チャート・ワンコメント(日足)
「セシウムミルク」問題の明治ホールディングス <2269> の7日(水)株価は、165円高の3185円と6日(火)の325円安をほぼ半分取り戻す反発。しかし、上値には限界がありそうだ。
6日、同社粉ミルク「ステップ」から放射能セシウムが検出され、40万缶を無償交換する。「去る。10月にも週間東洋経済が10月29日号で、町田市の学校給食牛乳にセシウムが入っていたと報じられていた。そのときは、株価にほとんど影響はなかった。しかし、2度目ということで今度は大きく響いた」(中堅証券)。
とくに、前日の日足・大陰線で相場は完全に「戻り売り基調」に変わった。とくに、前日の安値2902円は2009年5月以来の3000円台割れという株価上の大きい出来事。
「放射能は子供への影響が大きいといわれるだけに同社品に対し消費者が買い手控えることは避けられないだろう」(同)。
ホールディングスとして2009年4月に上場。当時の始値3600円は大きく割り込んでいる。次は、上場当日につけた安値2760円を維持できるかどうかが注目される。このところ、「名門企業」の不祥事が続いているだけに押し目買いは入り難くなっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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