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【話題株】ファーストリテは11月月次既存店売上高が前年並みをキープし急反発
ファーストリテイリング <9983> は5日、580円高の1万3070円まで上げて560円高の1万3050円と急反発した。前週末2日大引け後に発表した今年11月の国内ユニクロ事業の売上推移速報で、月次既存店売上高が、ほぼ前年同月並みをキープしたことを手掛かりにディフェンシブ関連の主力株買いが再燃した。
11月月次売上高は、既存店が1%減と4カ月連続で前年同月を下回ったが、マイナス幅を縮小し、これに直営店、ダイレクト販売を加えた合計では、2店舗の新規出店(退店1店舗)を含めて3.5%増と4カ月ぶりにプラス転換した。
中旬までは気温が高く推移して冬物販売の動きが鈍かったが、19日の創業感謝祭以降は気温も低下して好調に売り上げが伸びたことが要因で、既存店の客数は9.0%減とマイナス幅を縮め、客単価は8.8%増と9カ月連続で前年同月を上回った。
株価は、10月14日の米国ニューヨーク市のグローバル旗艦店オープンを評価して1万4280円まで1300円高したものの、11月2日開示の10月月次売上高の連続マイナスを嫌って往って来いの調整となった。投資採算的に割安感は小さいが、売り方の買い戻しなどを交えて一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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