関連記事
【注目の決算発表】クックパッドは4連騰、東証の市場変更で海外株式売出しをカバー
クックパッド <2193> は5日、36円高の1830円と4営業日続伸した。前週末2日大引け後に今4月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、東京証券取引所から12月15日付けで東証第1部か東証第2部への市場変更が承認された。同時に市場変更に際した海外株式売出しを発表、株式売出しによる需給悪化と綱引きとなったが、2Q累計業績が、期初予想を上ぶれて着地したことも加わり、市場変更をポジティブに評価して買い増勢となった。
海外株式売出しは、株主構成の多様化を図るとともに、同社が今後、海外事業転換を加速する上で海外での知名度を向上させることを目的にしており、123万1000株を予定しており、株式引受人には売却を制限する90日間のロックアップ条項が付与されている。なお東証での所属部は、売出価格決定日(12月7~8日)以降に決定される。
また、2Q累計業績は、利益が、期初予想を1億円~5000万円上ぶれて前年同期比1%経常減益、0.6%純益増益で着地し、4月通期純利益は、期初予想通りに10億200万円(前期比18%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。
株価は、今期第1四半期業績が減益転換して着地したことがボディブローとなって1650円まで調整し下げ過ぎ訂正で200円幅の底上げしてきた。一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【チャート・ワンコメント】関西ペイントに人気波及の気配漂う、モミ合い十分(2011/12/05)
・【チャート・ワンコメント】久々30日線抜いた資生堂、年末年始の化粧品需要にも期待(2011/12/05)
・LED照明関連銘柄特集(3)=主要各社は拡販戦略でLED照明事業拡大へ(2011/05/03)
・【特集】(6)世界最大のSNS!『フェイスブック』は企業が積極的に活用(2011/02/18)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
