【株式市場】低位株動き「モチつき相場」の様相でディー・エヌ・エーは活況

2011年12月2日 16:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は58%が高い

  2日後場の東京株式市場は、値を保った割に売買低調で全般強もちあい。円相場が前場から下げ止まる動きになり、週末売買日のため、ユーロに対する不安が再燃することを警戒し手控える様子。

  東証1部の売買代金1位は、プロ野球の球団保有が正式に決まったディー・エヌ・エー <2432> となり、8.1%高の2519円(189円高)。ただ、値上がり率上位には仕手イメージのある思惑材料株が並び、早くも年末特有の「モチつき相場」の雰囲気。オリンパス <7733> は小動きで1.7%高。東証1部の値上がり銘柄数は960銘柄(約58%)だった。

  日経平均は小幅続伸。後場は8643円75銭(46円37銭高)まで上げ、大引けも8643円75銭(46円37銭高)。

  東証1部の出来高概算は、15億6730万株、売買代金は3日ぶりに1兆円に届かず9153億円、1部上場1666銘柄のうち、値上がり銘柄数は960(前引けは805)銘柄、値下がり銘柄数は555(前引けは621)銘柄。

  また、東証33業種別指数は28業種(前引けは20業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、建設、医薬品、ゴム製品、サービス、情報・通信、金属製品、倉庫・運輸、小売り、陸運、保険、その他金融、など。

  一方、値下がり率上位は、空運、証券・商品先物、その他製品、鉱業、電気機器、だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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