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【話題株】鬼怒川ゴム工業は積極的な中期計画発表も利益確定売り先行
鬼怒川ゴム工業 <5196> は25日、18円安の613円と続落した。24日大引け後に積極的な中期経営計画を発表したが、9月30日につけた年初来高値685円に接近していただけに、利益確定売りが先行した。
中期経営計画は、経営基盤の強化と持続的な成長を目指して策定され、4年後の2015年度に売り上げを1000億円以上(今期予想700億円)、営業利益を120億円以上(同85億円)とすることを目標としている。
目標達成に向けて7つの成長戦略を展開、地域戦略では中国の4拠点目の新拠点を2012年半ばに操業開始させるほか、インドネシア、ロシアなどへのサテライト工場の進出、メキシコのサテライト工場の早期の一貫生産工場化などを進める。
株主還元策についても、今期は6円(前期実績5円)に連続増配するが、今後も株主資本配当率の2~3%を目指す。
株価は、今期業績の続伸・増配予想を手掛かりに年初来高値685円まで買い進まれ100円幅の下値調整となったが、11月10日に今期純利益を6月開示の46億円から52億円(前期比16%増)へ上方修正したことから再騰に転じた。PERは8倍台と割安で、逆日歩のつく信用好需給も底流しており、目先売り一巡後の上値評価も見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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