東天紅はフカヒレ料理の高騰に思惑広がり切り返す

2011年11月25日 18:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■欧州でヒレを目的としたサメ漁の全面禁止案

  東天紅 <8181> は25日、前場の110円(3円安)を下値に切り返す相場となり、後場は114円(1円高)まで上げ、終値は本日高値の114円。下から突き上げる形の反発となった。EU(欧州連合)がフカヒレを目的としたサメ漁を全面禁止する規制案を24日までにまとめ、香港の大手「香港上海大酒店」がフカヒレを提供する料理の全面停止を決めた、と伝えられ、価格高騰の思惑が広がったようだ。

■日本では「肉」も食べるため例外の期待

  伝えられたところでは、EU域内で行なわれるフカヒレを目的としたサメ漁では、ヒレだけを切り取ってして海に捨てる方法が一般的という。この点、日本では、サメの肉をカマボコのスリ身の用途などで食用にする文化があるため、「ヒレを目的としたサメ漁」には当たらないとの見方がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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