【注目のリリース】伊藤忠商事が米国の石油開発大手に出資し天然ガス・シェールガスに注力

2011年11月24日 18:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■アジア向けLNG輸出ビジネスも視野

  伊藤忠商事 <8001> は24日の午後、米国の石油開発会社で国内生産量トップにランクされるサムソン社(Samson Investment Company、オクラホマ州)の買収について発表し、世界最大級の投資ファンド会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR、ニューヨーク)と共同で100%株式を買収する事で合意したとした。

  発表によると、伊藤忠商事は、子会社を通じてサムソン社の株式25%を10.4億米ドル(約780億円)買収。これにより、長期保有を目的とした戦略的投資を行い、同時にサムソン社が生産する天然ガスの出資比率に応じた引き取り権(LNG換算年間100万トン、ピーク時)を確保し、米国に持つガストレード会社の販売拡大に加え、米国シェールガスの国際競争力に注目し、将来のアジア向けLNG輸出ビジネスも視野に入れた取り組みを行なう。

  株価は10月初の676円を下値に持ち直し、以降はおおむね730円前後から815円の幅で推移。24日の終値は736円(19円安)だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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