堺化学工業がカイゲンの完全子会社化を発表

2011年11月21日 19:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■カイゲンは来年3月上場廃止へ

  酸化チタンの大手・堺化学工業 <4078> (大1)は21日の大引け後、同社が1位株主の医薬品中堅のカイゲン <8000> (大2)を株式交換により2012年3月1日付けで完全子会社化すると発表した。カイゲンは2月27日に上場廃止になる予定。株式交換比率は、堺化学工業「1」に対しカイゲン「1.35」(カイゲンの普通株式1株に対して、堺化学の普通株式1.35株を割当て交付)とした。

  堺化学工業の21日の株価終値は300円(2円安)。カイゲンの株価は売買が成立せず、直近の最終値段は11月17日の339円。株式交換比率に基づけば、上場廃止になるカイゲンの株主は、1株につき堺化学工業の株式1.35株と交換できることになり、堺化学工業を300円とした場合、カイゲンの株価は405円で妥当となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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