【引け後のリリース】住宅用足場のダイサンが予想営業利益をほぼ2倍に大幅増額

2011年11月17日 19:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■大震災の復旧・復興需要など寄与

  住宅建築用の足場部材の大手ダイサン <4750> が17日の大引け後、業績予想と配当予想の大幅な増額修正を発表。第2四半期(4月21日~10月20日)の営業利益は、これまでの予想の7000万円を3.33億円に、また、今4月期の営業利益は2.5億円を5.2億円に倍増の見込みとした。

  発表では、施工サービス事業では合理化・効率化による収益構造の改善努力などがあり、製商品販売事業では、東日本大震災の復旧・復興需要の影響もあって売上高が大きく伸長した。これを受け、配当予想は、第2四半期末(中間配当)を前期のゼロ円から5円とし、4月期末は前期の5円と同額とした。

  株価は9月から下降トレンドを描いており、9月初の260円前後から10月初には240円前後に低下。11月に入ると下げピッチが鋭角化し、本日・11月17日に安値211円をつけた。下げが次第に鋭角化しているため、参加者の心理状態は弱気のピープに近いと思われ、この増額修正のインパクトは小さくない可能性がある。10月中にもみ合った240円~250円の水準を超えてからは戻り売りが厚くなりそう。明日のストップ高は293円。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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