【株式市場】ユーロ市場を気にし模様ながめの中オリンパスは続伸

2011年11月17日 11:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は39%が高い

  17日前場の東京株式市場は、全般に模様ながめ。ユーロ圏の財政不安に関連してフランス国債の軟化が伝えられたため、今夜の欧州市場を見極めたい雰囲気があった。ただ、円相場は昨日の夕方とほぼ同水準の1ユーロ103円台半ばで推移したため、キヤノン <7751> が15円高など、輸出関連株には堅調な銘柄も目立った。

  前売買日まで3日続けてストップ高のオリンパス <7733> は一時878円(138円高)まで上げ、ストップ高の890円まで12円を残した。東証1部の値上がり銘柄数は654銘柄(約39%)だった。

  日経平均は小幅続落。朝方8400円22銭(62円94銭安)まで下げ、前引けは8436円49銭(26円67銭安)。

  東証1部の出来高概算は、6億9293万株、売買代金は4227億円。1部上場1666銘柄のうち、値上がり銘柄数は654銘柄、値下がり銘柄数は785銘柄。

  また、東証33業種別指数は16業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、精密機器、非鉄金属、電力・ガス、証券・商品先物、空運、海運、金属製品、ガラス・土石、卸売り、電気機器、など。

  一方、値下がりした業種は、小売り、情報・通信、食料品、その他金融、パルプ・紙、保険、医薬品、その他製品、不動産、銀行、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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