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【近況リポート】エイジアの2QはクラウドS販売強化が奏功!大幅に上方修正、増配も
■ブランドダイアログ社サービスに同社アプリが標準搭載
エイジア <2352> は、12年3月期第2四半期業績発表に合わせ通期業績予想、並びに配当予想を上方修正した。
収益改善策として前期から取り組んだ利益率の高いアプリケーション開発事業事業、クラウドサービス(ASP・SaaS)へのシフト策が功を奏し、第2四半期実績は下期売上予定案件の前倒し計上もあり、売上高7.2%、各利益とも60%超となるなど、予想を大きく上回る増収増益となった。また、通期業績についても増収減益予想を増収増益に上方修正した。
上期(4月~9月)は、(1)Eコマースの売上アップ実現ソフトウェア開発への体制づくりとその開発、(2)収益力強化、(3)関連サービス分野への展開準備、の3施策に重点を置き取組んだ。
その結果、アプリケーション開発事業では、5月にメールアプリ以外のEコマース売上アップ対応ソフトの事業領域で第1号ソフトとなる"おねだり上手"の提供を開始、8月にはクラウドサービスの販売強化を目的に、ブランドダイアログ株式会社(BD社)と業務資本提携を行った。
ブランドダイアログ社は、800社の企業ユーザーに、CRM、SFA、名刺管理システムなど搭載のクラウド型営業支援・顧客管理・リード育成システム「Knowledge Suite(ナレッジスイート)」を提供しているが、今期下期には同社のメールアプリケーションソフトがBD社のクラウドサービスに「GRIDYメールビーコン powered by WEB CAS」として標準搭載され、BD社のユーザー企業に提供開始される予定となった。
第2四半期業績は、売上高353百万円(前年同期比8.8%増)、営業利益64百万円(同22.2%増)、経常利益64百万円(同22.5%増)、当期純利益64百万円(同27.6%増)。
■3施策への取り組み継続・強化し、通期増収増益に予想を上方修正
下期(10~12/3)も上期3施策への取り組みを継続・強化し、アプリケーション開発事業への傾斜を一段と進め、メールアプリケーションのエイジアからEコマース(EC)売上UPソリューション・ベンダーを世界に提供する企業への成長を目標として大胆な施策を着実に推進する。
その結果、通期業績予想を、売上高650百万円(前期比5.4%増)、営業利益70百万円(同7.1%増)、経常利益70百万円(同5.0%増)、当期純利益70百万円(同5.8%増)に大幅な増収増益となる。今期配当については、当初予想で1株当たり5円を1円増額修正し、同6円とする予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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