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【注目の決算発表】クワザワは通期業績再上方修正に記念増配が上乗せし高値肉薄
クワザワ <8104> (札証)は14日、後場商いが成立し15円高の200円と続急伸し、5月6日につけた年初来高値210円に肉薄した。前週末11日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算とともに、今年9月に上方修正した3月通期業績の再上方修正と期末の記念増配を発表、連続して過去最高純益を更新することが、出遅れ株買いを拡大させた。
3月通期業績は、売り上げを期初予想より30億円、経常利益を3億5000万円それぞれ引き上げ、純利益は、9月の上方修正値よりさらに4億8500万円アップさせ、10億円(前期比2.0倍)と大幅続伸し、前期の過去最高を大きく更新する。
2Q累計業績が、主営業基盤の北海道では公共投資が減少したものの、東日本大震災の復旧関連資材や仮設住宅資材の需要に積極的に対応、関東地区の建材販売店やビルダーの新規開拓を進め、さらに企業買収により負ののれん益が5億500万円発生して、11月7日の再上方修正通りに大幅黒字転換して着地しており、つれて通期業績も上方修正した。
期末配当は、創立60周年の記念配当2円を上乗せして年間7円(前期実績5円)に増配する。株価は、札証単独上場銘柄としてマバラな値付きで推移、10月につけた年初来安値166円から2Q累計業績の再上方修正で185円まで底上げした。PER1倍台、PBR0.2倍、配当利回り3.5%のバリュー株として一段の上値評価が見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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