【引け後のリリース】日産自動車がタイの工場を一部生産再開と発表

■ホンダは２輪など一部再開

　　タイの洪水災害により稼働を停止していた工場の再開がポツポツ現われてきた。ホンダ <7267> が本日・１４日の正午、タイの洪水被害に関する１４日時点の開示を発表し、四輪はメドが立たないものの二輪車・汎用製品は、この日から一部のモデルで生産を再開と発表。日産自動車 <7201> は午後、タイ日産の生産工場（サムットプラカーン）を予定通り１４日から一部生産再開したと発表した。

　　また、三菱自動車 <7211> は、１０月１３日の夜勤シフトから稼動を休止しているミツビシ・モータース・タイランド（ＭＭＴｈ）のラムチャバン工場を１４日から稼動再開の予定としており、夕方の日本経済新聞系ニュースで、マツダ <7261> とともに、そろって再開したと伝えられた。日野自動車 <7205> は１１月７日の段階でトヨタ自動車 <7203> 向けユニット生産ラインを１１月１２日（土）まで稼動中止とし、その後は延長の発表がないため順調の模様だ。

　　トヨタ自動車の株価は１１月１１日に２４５０円の安値をつけたものの、１４日の終値は２４８３円（２９円高）と戻した。被害が相対的に少ないとみられる日産自動車は１０月以降７００円前後を下値に堅調もみ合いで、１４日の終値は７１９円（１４円高）だった（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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