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【注目の決算発表】松田産業は4回目の自己株式取得が割安資源株買いを拡大し続伸
松田産業 <7456> は14日、34円高の1122円と続伸した。
前週末11日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算とともに、今期4回目となる自己株式取得を発表、資源関連の割安株買いが増勢となっている。
同社の自己株式取得は今年5月、9月と2回取締役会決議され、7月には自己株式立会外買付取引が実施された。今回は、上限を7万株(発行済み株式総数の0.25%)、1億円、取得期間を11月14日から12月21日までとして実施する。
一方、2Q累計業績は、8月8日の上方修正値を上ぶれ前年同期比7%増収、39%経常増益、44%純益増益と続伸した。第1四半期は、東日本大震災の影響で貴金属化成品や電子材料などの販売は伸び悩んだが、2Qには持ち直し、貴金属価格の上昇で地金販売が増収となったことが要因で、3月通期純利益も、8月の上方修正通りに44億円(前期比21%増)と続伸を見込んでいる。
株価は、金先物価格の上昇と相次ぐ自己株式取得、さらに今期業績の上方修正で再三、1300円台の高値抜けを探ったが、9月に自己株式取得を終了し金先物価格も反落したことが響いて1000円台を試す下値調整が続いた。PER7倍台、PBR0.8倍の割安修正に再発進しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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