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【株式市場】ユーロ安定やオリンパスのストップ高受け全般堅調
■大王製紙も一時ストップ高
14日後場の東京株式市場は、引き続き全般堅調。イタリアの首相交代などによりユーロが106円台で安定したほか、「損失隠し」から前売買日まで10日続落だったオリンパス <7733> が上場廃止の懸念後退感などから一転、大引けまでストップ高買い気配を継続したため、関連する思惑などで前週下押した野村ホールディングス <8604> が5.8%高となり東証1部の売買代金2位になるなど、下げの連鎖が止まった。巨額の「使い込み」の大王製紙 <3880> も貸借取引の停止を受けて一時ストップ高の急反騰。東証1部の値上がり銘柄数は1059銘柄(約64%)だった。
日経平均は続伸。後場は8600円前後から8620円前後の小動きとなったものの堅調で、大引けは8603円70銭(89円23銭高)。朝方は8655円31銭(140円84銭高)まで上げた。8600円台は、終値では11月9日以来。
東証1部の出来高概算は、14億1434万株、売買代金は8207億円。1部上場1666銘柄のうち、値上がり銘柄数は1059(前引けは1036)銘柄、値下がり銘柄数は441(前引けは448)銘柄。
また、東証33業種別指数は、前引けと同様30業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、鉄鋼、その他金融、精密機器、機械、ガラス・土石、卸売り、倉庫・運輸、銀行、その他製品、輸送用機器、電気機器、など。
一方、値下がりした業種は、陸運、サービス、通信、だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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