なとりは原料高騰で減益予想を継続するがコラボおつまみなど好調

2011年11月11日 19:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■通期予想は据え置き営業利益38%減

  おつまみの大手なとり <2922> は11日の大引け後、第2四半期決算(4~9月)を発表。連結売上高は前年同期比0.7%増の157.9億円となり、営業利益は同53.1%減の4.0億円となった。原料高騰の影響を受け原料調達コストが上昇。ただ、売り上げ面では、甘口いかげそ、茎わかめ、チーズかまぼこ、エバラ食品工業 <2819> とのコラボレーションによる新製品「焼肉のたれ味ビーフジャーキー」、チーズ鱈製品などが好調。今3月期の予想は据え置き、連結売上高が0.3%増の330億円、営業利益は同38.4%減の9.4億円、純利益は同24.8%減の5.4億円。

  株価は9月下旬に850円の高値をつけ、あと840円~830円どころでのもみあいを経て11日の終値は830円(5円高)。減益予想は第1四半期決算のときと同様のため、悪化しなかった点を見直す可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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