アールテック・ウエノ:第2四半期の利益面の大幅上方修正を発表

2011年11月11日 10:00

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■操業度が改善したうえに、研究開発費の一部が下期にずれ込む

  創薬ベンチャーのアールテック・ウエノ <4573> は10日、今12年3月期第2四半期業績の修正を発表した。

  売上高は、前回予想を1億5百万円下回る18億72百万円(前年同期比3.8%減)、営業利益は1億53百万円上回る5億51百万円(同15.6%増)、経常利益は1億43百万円上回る5億47百万円(同15.8%増)、純利益は89百万円上回る3億52百万円(同58.4%減)と売上高は前回予想を下回ったものの、利益面では大幅な上方修正となり、減収ながら、営業・経常利益共に増益となった。しかし、最終利益は前期に受取和解金9億72百万円が特別利益として計上された影響から、大幅減益となった。

  売上高は計画を下回ったが、一時的に操業度が改善し、売上総利益が増加したことに加え、第2四半期中に計画していた研究開発費の一部が下期に計上されるため、利益面での大幅な上方修正となった。

  今通期業績予想は、売上高42億39百万円(前期比0.8%増)、営業利益11億46百万円(同14.7%増)、経常利益11億58百万円(同15.0%増)、純利益7億52百万円(同39.7%減)を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【注目の決算発表】ロームは通期業績下方修正・赤字転落に減配が重なり急反落(2011/11/10)
【注目の決算発表】ヤマダ電機は2Q業績上ぶれ着地も利益確定売りが先行(2011/11/10)
クラウドコンピューティング(cloud computing)関連銘柄一覧(2011/06/21)
【特集】(4)世界最大のSNS!『フェイスブック』登場で関連企業に注目(2011/02/18)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事