国際計測器:第2四半期連結業績は増収大幅減益

2011年11月10日 10:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■予定していた売上が第3四半期以降へずれ込む

  バランシングマシーンの国際計測器 <7722> は9日、今12年3月期第2四半期連結業績を発表した。

  売上高43億13百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益2億10百万円(同58.7%減)、経常利益1億46百万円(同56.6%減)、純利益69百万円(同71.0%減)と増収ながら大幅減益となった。

  売上高は増収であったが、当初予想の50億円を下回った。要因は、海外ユーザーの要請や韓国並びに中国の子会社の現地ユーザーへの納品検収が第3四半期以降へずれ込んだことと、円高の影響による。

  利益面については、販管費は想定どおりに推移したが、第2四半期に既存製品及び新規開発製品のうち原価率の高い案件が集中したことで大幅減益となった。

■通期連結業績予想は、当初予想通りの増収増益を見込む

  しかし、通期連結業績予想については、第3四半期以降に期ズレ案件や利益率の高い製品の出荷を予定しているうえに、受注状況が堅調に推移していることから、当初予定通りの売上高110億円(前期比2.2%増)、営業利益20億円(同8.5%増)、経常利益19億50百万円(同20.6%増)、純利益11億70百万円(同15.5%増)と増収増益を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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