【注目の決算発表】国際石油開発帝石は8月に続き3月通期業績の再上方修正を発表

2011年11月7日 17:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  国際石油開発帝石 <1605> は7日、7000円高の53万5000円と続伸した。前週末4日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、今年8月に続き3月通期業績の再上方修正を発表したことを好感している。

  3月通期業績は、8月の増額値より売り上げを100億円、経常利益を160億円それぞれ引き上げ、純利益は据え置きとし、経常利益は6010億円(前期比18%増)と連続増益率を伸ばすが、市場コンセンサスを200億円強下回り、純利益も1400億円(同8%増)と連続増益をキープする。

  原油価格(ブレント原油)が、2Qに8月想定の1バーレル=106.1ドルから114.7ドルに上昇して、2Q利益が、8月増額値を280~44億円上ぶれて着地しており、下期の原油価格は、8月想定の95ドルを据え置いたか、通期平均は、8月想定の原油価格100.5ドルから104.8ドルへアップすることが要因となった。

  なお今年7月開示のインドネシアの鉱区権益一部譲渡を今回の業績再増額に織り込んでいないとしており、純利益が再修正される可能性が残る。

  株価は、東日本大震災発生で突っ込んだ年初来安値42万5500円から原発事故に伴う原油・LNG需要拡大思惑で同高値67万4000円まで急反発したが、その後は、順調な業績推移、海外開発プロジェクトの相次ぐ進展にもかかわらず原油価格の下落とともに上値を伸ばせず、8月の業績増額では逆に45万円まで調整、原油価格の持ち直しに連動して50万円台までリバウンドした。利益確定売りが交錯するなか、株不足の続く信用好需給と呼応してPER13倍台、PBR1倍ソコソコの割安修正にトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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