【銘柄診断】エスアールジータカミヤは復興関連需要本格化を受け業績上振れへ

2011年10月25日 19:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  エスアールジータカミヤ <2445> は10月14日に481円まで買い進まれ、6月以来のもみ合い離脱に進んだが、人気は継続せず、そこからは再び調整色を強める展開。

  復興を強力に進めるための第三次補正予算が今国会に提出され、いよいよ業績面で復興需要の恩恵が本格的に寄与してくる段階を迎える。今2012年3月期業績については今のところ営業利益10億5000万円と前期比45.2%の大幅増を見込んでいる。

  同社は外部足場材や支保工材、吊り足場材、型枠材、屋根型仮設材などの仮設機材を取り扱っている。東日本大震災の復興需要が増加しているため、今2012年3月期後半からの回復を見込んでいるが、既に第1四半期からそうした寄与が顕在化しており、復興計画の進ちょく次第では利益上振れの可能性も強い。

  配当利回りは4.6%に達しているし、PBRも0.8倍と割安が目立つ。むしろ何で今の株価水準に留まっているかが不思議な存在。薄商いのネックか解消すれば一気に訂正高に走ることができる資質に恵まれている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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