【株式市場】ユーロ軟調で週末の海外市場を懸念するなか好業績株を物色

2011年10月14日 16:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は12%が高い

  14日後場の東京株式市場は、全般反落のまま小動き。円相場が対ユーロで106円トビ台まで強含んだため、朝伝えられたスペイン国債の格下げとあわせ、今週末の海外市場の動向に再び不透明感が漂った。タイ国の洪水災害の拡大を受け、昨日まで戻り高値で踏ん張ったキヤノン <7751> が急反落。ただ、四半期決算の予想増額銘柄などは物色活発。東証1部の値上がり銘柄数は201銘柄(約12%)だった。

  日経平均は反落。前場の安値8733円71銭(89円54銭安)は割らなかったものの、軟調なまま小動きを続け、大引けは8747円96銭(75円29銭安)。

  東証1部の出来高概算は、15億5617万株、売買代金は1兆1148億円。1部上場1667銘柄のうち、値上がり銘柄数は201(前引けは263)銘柄、値下がり銘柄数は1384(前引けは1266)銘柄。

  また、東証33業種別指数は3業種(前引けは5業種)が値上がりし、値上がりした業種は、石油・石炭、不動産、鉱業。

  一方、値下がり率上位の業種は、精密機器、金属製品、空運、保険、機械、その他製品、繊維製品、水産・農林、陸運、化学、電力・ガス、輸送用機器、鉄鋼、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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