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【注目の決算発表】吉野家HDは上方修正の2Q業績発表も材料出尽くし感からもみ合う
吉野家ホ-ルディングス <9861> は11日、200円安の9万8300円と続落した。連休前の7日大引け後に10月6日に上方修正した今2月期第2四半期(2Q)決算を発表したが、10万円台を目前に引き続き材料出尽くし感から利益確定売りが優勢となった。
2Q業績は、前年同期比5%減収、80%経常増益と続伸し、純利益は、7億2100万円(前年同期は9億3400万円の赤字)と黒字転換した。売り上げは、東日本大震災による被災店舗の営業停止で連続減収となったが、国内吉野家事業で23店舗を新規出店(閉鎖11店舗)し、5月には牛丼の増量メニューを導入し、海外店舗も33店舗を新規出店(閉鎖4店舗)し、6月に立ち上げたグループ商品本部とグループ開発本部で食材調達の一元化や業務効率の向上を図ったことなどが寄与した。
2月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は10億円(前期比2.6倍)と大幅続伸を見込んでいる。
株価は、大震災発生で年初来安値8万1600円まで急落、下げ過ぎ訂正や今期業績の続伸予想などで10万1900円の戻り高値までリバウンドしたが、その後の今期2Q業績増額もこの戻り高値を抜けず、10万円割れの水準で小動きが続いた。なお下値で強弱感の対立が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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