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【注目の決算発表】1stHDは通期業績上方修正・増配も利益確定売りで急反落
1stホールディングス <3644> は7日、21円安の454円まで下げて18円安の457円と4日ぶりに急反落した。6日大引け後に今2月期第2四半期累計決算の開示に合わせて、2月通期業績の上方修正と期末配当の増配を発表、純利益が過去最高更新の更新幅を拡大するが、全般市場がハイテク主力株中心に続伸していることも響いて、新興市場株への関心が薄れ利益確定売りが先行した。
2月通期業績は、期初予想より売り上げを4億9000万円、経常利益を2億500万円、純利益を100万円それぞれ引き上げ、純利益は22億9000万円(前期比20%増)と前期の過去最高を連続更新する。
主力製品のSVFで比較的大型の公共・公益案件などの受注があり、保守売り上げも、新規・継続案件とも堅調に推移、新製品リリースの検証費用や中国向け製品の対応費用などの追加発生を吸収して上方修正につながった。
同社は、5月に今期単独業績の上方修正、8月に今期2Q連結業績の上方修正を行うなど好調に推移、8月には2Q配当を増配している。
期末配当は、期初予想の9.70円を9.87円に引き上げ、年間21.45円(前期は上場記念配当11円込みで27.40円)と普通配当を増配する。
株価は、昨年12月に公開価格630円で新規上場され、570円で初値をつけ712円の上場来高値まで買い進まれたものの、東日本大震災発生で同安値313円まで急落、業績増額、増配などで急落幅の3分の1戻しをクリアしたところである。PERは6倍台と超割安で押し目買い余地を示唆している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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