関連記事
【上方修正株】岡本硝子は通期純益上方修正で過去最高を連続更新し急続伸
岡本硝子 <7746> は3日、44円高の226円まで上げて28円高の210円と急続伸した。前週末30日大引け後に今3月期純利益の再修正を発表、第2四半期(2Q)純利益を再上方修正するとともに、3月通期純利益を上方修正し、前期に続き過去最高を更新することを手掛かりに下げ過ぎ訂正買いが増勢となった。
業績修正は、2Q純利益を8月10日の上方修正値から、3月通期純利益を期初予想から、それぞれ同額の2億6700万円引き上げたもので、通期純利益は、8億3400万円(前期比15%増)と期初の減益予想が増益転換して前期の過去最高を連続更新する。
特定子会社の岡本光学科技(蘇州)有限公司の全出資持分を、リアプロダクションテレビ市場の衰退に伴い同テレビ向けガラス基板の成膜事業から撤退するために、晶光国際有限公司に100万円で譲渡、為替換算調整勘定を取り崩すことから2億6700万円の特別利益が発生して上方修正につながった。
株価は、東日本大震災発生で突っ込んだ年初来安値153円から下げ過ぎ訂正で318円まで底上げし、今期の大幅減益転換予想で210円まで再調整、2Q業績増額で258円まで持ち直すなど変動したが、全般相場の波乱とともに180円の2番底まで売り直された。PERは4倍台と超割安となり、低位値ごろ思惑も加わり底上げ展開が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【読者と一問一答】月足からみた10月相場はどうなる?(2011/10/01)
・腰痛の日々から連想して、医療関連銘柄=田北知見の銘柄ウオッチ(2011/10/01)
・LED照明関連銘柄特集(1)=節電対策の本命!LED照明の需要が急拡大(2011/05/03)
・【太陽光発電関連特集2】さまざまな発電方式の種類が開発・量産(2011/07/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
