【注目の決算発表】ポイントは2Q業績連続減益で市場コンセンサスを下回り急続落

2011年10月3日 16:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ポイント <2685> は3日、405円安の3525円まで売られる場面があり、終値は95円安の3835円と急続落した。前週末30日大引け後に今2月期第2四半期(2Q)決算を発表、今年6月の予想値を上ぶれたものの、2ケタ減益と続落し、市場コンセンサスを下回ったことから利益確定売りが増勢となった。

  2Q業績は、前年同期比10%増収、22%経常減益、24%純益減益となった。国内既存店売上高が5.6%減と伸び悩んだのを国内での71店舗の新規出店(退店18店舗)の積極店舗策や海外売り上げ増でカバーしたが、積極出店策に伴う人件費増加や広告宣伝費増で連続減益となり、純利益は、固定資産除却損、震災損失などで減益率を拡大し、市場コンセンサスを2億円超下回る。

  2月通期業績は6月予想値に変更はなく、純利益は75億円(前期比10%減)と連続減益を予想している。

  株価は、東日本大震災発生で売られた年初来安値2801円から好調な月次売上高推移で4000円台を回復し、7月以降の既存店売上高のマイナス転換で調整入りとなったが、外資系証券の強気株価格付けと売り方の買い戻しで年初来高値4065円まで急伸した。下値再確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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