【上方修正株】カスミは通期業績上方修正を好感して年初来高値を更新

2011年9月26日 16:52

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  カスミ <8196> は26日、2円高の481円と小幅続伸し、7月20日につけた年初来高値480円を1円更新した。連休前の22日大引け後に今年7月に続いて今2月期第2四半期(2Q)累計業績の再上方修正とともに、今度は2月通期業績の上方修正も発表、通期経常利益が増益転換し、純利益が減益転換率を縮小した。

  業績再修正のうち2月通期業績は、営業収益を期初予想値から変更しなかったが、経常利益を11億円引き上げて78億円(前期比5%増)と続伸し、純利益も11億円引き上げて14億円(同56%減)と減益転換率を縮める。

  2Q業績の再上方修正に伴って通期業績を上方修正したもので、2Q業績は、売り上げが期初予想を上ぶれ、販管費が7月増額時を下回り、減損損失も2Qに発生しなったことが再増額要因となった。

  株価は、東日本大震災発生でつけた年初来安値355円から震災前の400円台を回復、7月の2Q業績上方修正で年初来高値480円まで上ぶれ、高値もみ合いが続いた。PER評価では22倍台と割高だが、PBRは0.7倍と割り負けており、株不足で逆日歩のつく信用好需給もフォローして値ごろ妙味の内需株人気の再燃も見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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