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【近況リポート】アスカネットはメモリアルD好調で1Q業績に寄与

アスカネット<2438>(東マ)の12年4月期第1四半期は、前年同期に比べ売上高、利益ともに微減となったが、震災直後の悲観的な見込みと反対に予想以上の収益を確保したとみられ、売上高1,059百万円(前年同期比、0.2%減)、営業利益175百万円(同、3.2%減)、経常利益173百万円(同、2.1%減)、四半期純利益95百万円(同、6.4%減)であった。[写真拡大]
■マイブック、オートアルバムで楽しみな新機能のリリース続く
アスカネット <2438> の12年4月期第1四半期は、前年同期に比べ売上高、利益ともに微減となったが、震災直後の悲観的な見込みと反対に予想以上の収益を確保したとみられ、売上高1,059百万円(前年同期比、0.2%減)、営業利益175百万円(同、3.2%減)、経常利益173百万円(同、2.1%減)、四半期純利益95百万円(同、6.4%減)であった。
第1四半期ながら、利益面では期初計画の第2四半期予想をクリアする結果となっており、第2四半期業績予想は期初予想を据え置いたが、第1四半期実績から判断すると、修正の可能性が高い状況となっている
セグメント別では、安定的に順調な成長を続けているメモリアルデザインサービス事業は優れた技術力に支えられたサポート体制により新規取引先も増加、予想を上回る結果となり、売上高、利益とも前年同期比7.6%の増収増益となった。
パーソナルパブリッシングサービス事業は、自社営業ならびにネットによる広告宣伝を実施し業務拡大を図り、国内業務向け市場では安定的受注を得たが、海外市場と国内の一般消費者市場は伸び悩みが見られた。売上高580百万円(同5.8%減)ながら、利益面では4.4%増加した。
新規事業として前期3月に立ち上げた、エアリアルイメージング事業は、将来の大きな市場の取り込みに向けた、空中桔像技術の研究開発やコンベンションの準備に重点的に取り組み、売上高の計上には至らなかった。
■テンプレート機能の評価が高い「MY BOOKエディター4」
一冊から本格的写真集づくりサービスでは、発注用ソフトMY BOOKエディター4を無償提供しているが、同ソフトのテンプレート機能は、わかり易いと評価が高く、人気を呼んでいる。アルバムづくり拡大に一段と弾みが付くことが期待される。
また、オートアルバムサービスは、このほど全面リニューアルし、発注がより簡単になったほか、最大1,280枚の写真を一気に整理できるインデックス型フォトブックを追加した。
■『夢の空中結像』に広がる驚き!
同社の新事業「エアリアルイメージング事業」は、9月1日(木)~3日(土)に、東京・有明「東京ビッグサイト」で開催された「サイン&ディスプレイショウ2011」に、「空中結像サイネージ」をデモ出展したが、多くの来場者から人気を呼んだ。
展示ブース内床面にAIP(エアリアル・イメージング・プレート)を配置し、床面から浮き上がる動画を空中に結像させ、すり抜けられるサイネージを体感させた。また、赤外線センサーと連動させることで、空中に浮かんだキングコングとボクシングをするゲームを楽んだり、立体像の空中結像を展示するなど「次世代サイネージの片鱗」が大きな反響を呼んでいた。
同社には、内外の各方面から多様なニーズが寄せられており、福田幸雄同社代表取締役社長は「関心の強さに驚いている。現在、全方向から見ることができる3D表現が可能なAIPの試作に取り組んでいる。展示会の反響は大きく、さまざまな業界からの引き合いを受けている。この他に類を見ない革新的かつ独創に富んだ技術を、さらに開発・発展させ、ニーズに応えたい。」といっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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